漢詩作りのための雑記

漢詩は読むのも作るのも深い沼

上海で香付花月をした時のこと :秋

師走ですね。

なんだかバタバタとゆっくり漢詩が作れていませんが、

先日上海で茶道のお稽古で「香月花月」をした時のこと。

 

5人で茶席でお香を聞き、(お香3種類のうち、名前を隠して聞いて、最後に香銘を読み上げ)、香銘を聞いた後にそこからイメージする歌(日本でのお稽古の場合は基本は短歌)を作ると言う趣向。

日本茶道で、先生は日本人なのですが、一緒にお稽古しているのは皆さん中国の方。

ということで、短歌ではなく漢詩フレーズに。

自由詩のような形ですが、みんなすらすら書くなあと。

私も平仄合わせまで考えられないし、持ちネタフレーズでなんとか…

もっと勉強しよう… 書道も…と思いました。

 

皆も普段は筆で書くことはないなあといいながら。

それぞれに個性のある字。

 

一度目の香銘は「明月」

次は「秋風」でした。

(あ、まだ秋の頃のお稽古でした。気づけばもう冬ですね)