漢詩作りのための雑記

漢詩は読むのも作るのも深い沼

2024-02-01から1ヶ月間の記事一覧

今日は元宵節だったので、湯圓を。

今日(2024年2月24日)は、元宵節でしたね。 春節の初日から数えて、15日目。 ここを過ぎると、春節も終わったなと感じます。 一家団欒の日で、「湯圓」(タンユエン)と呼ばれる白玉団子を食べます。 白玉団子は、中に具が入っていて、ゆでて食べることが多…

CCTVが生成AIを使い、漢詩200首あまりをアニメ化!

今月、アメリカのOpenAIが、文章から1分間の動画を作成できる新しい生成AIモデル「Sora(ソラ)」を発表して世界的に話題になっていますが、中国も遅れず新技術を華々しく発表です。何事も中国は対応が早いなあと。 昨日(2月23日)の記者発表で、「中国初の…

漢詩の中の春節にまつわるフレーズ:蘇軾「守歳」

漢詩関連の情報を発信している「古文島」という微信のアカウントをフォローしています。 そこから、春節に使える漢詩フレーズいろいろが送られてきました。 中国では年賀状の習慣はすっかりすたれ、スマホで新年メッセージを送るのがほとんどですが、ちょっ…

2024CCTV『春節晩会』の西安会場に李白が登場!

春節快楽!! 今日(2024年2月10日)は春節ですね。龍の1年の始まりです。 中国では大晦日に中央テレビ(CCTV)で紅白歌合戦のような『春節晩会』という番組が放送されています。 以前は視聴率90%以上という時代もありましたが、ここ数年はネットでの配信も…

3つ重ねた漢字が実はいろいろある話

「小紅書」で最近よく拝見している「巻毛国学小課堂」さんのイラスト記事。 kanshi.hatenablog.com 昨日の更新を見ていたら、同じ漢字を3つ重ねて1つの漢字というパターンが、実はいろいろあるなと。 日本でよく使うのは「晶」くらいでしょうか? 中国では…

小中学生対象の「楹联」(対聯)募集

毎年、漢詩と詞の大会を開く「浙江詩詞大会」のアカウントをフォローしているのですが、春節を前に、春節テーマの「楹联」の公募が発表になりました。 (今年の春節は2月10日、まもなくです) 「楹联」って何かなと思って調べたら、「対聯」のことですね。 …

漢詩の中に描かれた動物や植物が象徴する意味

中国にいるとVPNを通さないと、FBもXもインスタも見れないので、中国のSNSツールを見ていることが多いのですが、最近上海で一番人気なのは「小紅書」(RED)ですね。 (10代だとTikTokの中国版「抖音」かもですが、20代後半以降は小紅書がダントツという印象…