漢詩作りのための雑記

漢詩は読むのも作るのも深い沼

中国の大ヒットアニメ映画『長安三万里』がカードゲームに!

唐代の詩人・高適を主人公に、李白などとの人生を通した交流を描いたアニメ映画『長安三万里』がこの夏に中国で大ヒットしました。

 

↓映画の紹介記事はこちら。

kanshi.hatenablog.com

 

公式本など派生グッズが発売されてきましたが、

今回はなんと、カードゲームに!

中信出版集団

『長安三万里 群星閃輝時』カードゲーム

カード108枚(唐詩カード58枚、人物カード50枚):69元

 

中をあけるとこんな感じ。

絵札(詩人の人物カード)と、詩のカードに分かれています。

 

詩人のカードはこんな感じ。

さすが主役の高適と、裏主役の李白のカードはたくさん。

若いころから、老年になるまでいろいろあります。

 

ほかには、杜甫、王維、曹植などのカードも。

村民や舞女って… 将棋の「歩」みたいな感じでしょうか。

確かに読み人知らずの詩もあるので、そうした詩に対応するカードのよう。

 

詩の58枚のカードはこんな感じ。

長い詩になるほど難易度が高くなり、月が増えるという設定のよう。

知っている詩はこれくらい…↓

 

ルールブックがついていて読むと、詩のヒントでそれを暗唱できた人がそのカードを獲得できるらしいのですが、難しすぎる気が…

暗唱って…

百人一首方式に、上の句を読んで下の句のカードを取るとか、

誰が作った詩か詩人を当てるとかなら、もう少し楽しめそうな気がします。

 

対象年齢は5歳から99歳とのこと。

このカードゲームで遊んでる人を見たいなあと。