漢詩作りのための雑記

漢詩は読むのも作るのも深い沼

中国発:AIで詩を作り絵を描くポストカードサービス

上海で開催された世界AI大会(世界人工智能大会/WAIC)2023を見に行ってきたのですが、そこで「AIであなたのために詩をつくる」という新しいサービスが発表されていました。

为你作诗 ~智联世界生成未来

あなたのために詩を作ります」~AIで世界をつなぐ 未来のために~

 

蜜度Miduの文稿通

キーワードを入れると、それに合わせた詩を作り、さらに絵も描いて、1枚の明信片(ポストカード)を作るというAIサービス。

雪山というテーマ。

詩は自由詩のよう。

漢詩の伝統は受け継いでいるようですが、AIは平仄も気にして作っているのでしょうか?その思考回路がどうなっているか知りたいですね。

 

ChatGPTは中国でも話題ですが、どこが中国版を作るかを競い合っている状態。

これもそうした試みの一つのよう。

 

 

世界AI大会2023では、AIを活用した様々な新しい技術が紹介されていました。

ロボットやデジタルヒューマンなど未来を感じさせる会場の中で、漢詩的な世界がフューチャーされているのも面白いなと思いました。

 

会場の様子はこんな感じでにぎわっていましたよ。

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