漢詩作りのための雑記

漢詩は読むのも作るのも深い沼

月見漢詩を作る前に、秋が終わってしまいそう

中秋節を過ぎたら、急に涼しいですね。

中秋の月と桂花(キンモクセイ)で一詩作ろうと思っているうちに、季節はめぐり…

 

先日、茶室にうかがった時に、玉兎の掛け軸がかかってました。

これが今年のお月見の最後かもしれません。

「玉兔豈棲於蟾影」(ぎょくと あにせんえいに すまんや)

芳賀幸四郎・書

 

ただ、捜韻でこの句を色々検索してみたのですが、見つからず。

《禪林古則公案辭典》(黃葉編注)と紹介しているページがありました。

上句の「金龍不守於寒潭」(きんりゅう かんたんを もまもらず)と対になっているそう。

 

花より団子、月より月餅かな。