漢詩作りのための雑記

漢詩は読むのも作るのも深い沼

中国の漢詩コンテストに賞金1万元(約20万円)

漢詩作りでお世話になっている「捜韻」からの配信ニュースを見ていたら、漢詩コンテストのお知らせがありました。

 

「龍翔杯」

かなり大規模なオリジナル詩詞募集のコンテスト。

 

掲載されている募集内容をざっと翻訳してみると…

 

一、組織機構

指導単位:広東中華詩詞学会

主催単位:深圳市龍崗区文化広電旅遊体育局

実行単位:深圳市龍崗区図書館

 

二、募集内容

未発表の作品。

テーマは深圳龍崗、粤港澳大湾区。(土地柄しばりです)

自分が暮らした/旅行した際の見聞や、土地の自然・人文・歴史・都市等。

 

三、募集期間

2023年9月30日まで。

 

四、賞の設置(賞金は税金前の金額)…こういう注意書きが細かいですね

一等賞1名 賞金10000元及び証書 …日本円で約20万円という太っ腹

二等賞2名,賞金5000元及び証書

三等賞3名,賞金2000元及び証書

優秀賞20名 賞金500元及び証書 …これで日本円で1万円くらい

入賞200名 証書  …入賞者を200名出す予定という時点で応募数がすごいのかな。

 

五、参加資格

1.年齢、職業、国籍不問 簡体字を用いること

2.古詩、近体詩ともに可。韻は新旧問わないが、混用は不可。

 『中华新韵』、『中华通韵』を使用しているものは注記すること。さもなければ「平水韻」で審査するものとする。

 

 

面白そうな企画ですが、深圳は行ったことは何度かありますが、詩にできるかというと…

まだ時間もあるし、ちょっと考えてみようかなと。

最近、中国のこうした漢詩コンテストも増えてますね。それだけ詩をつくる人口がいるんだろうな。