中国では学校の授業で、基本的には書道を習うことはありませんが、近年の自国文化重視の教育や、情操教育のために、小学生向けの書道教室もまた増えてきているようです。
家の近所のショッピングモールにも、新しく書道教室がオープン。
外に掛かっている生徒の文字を見ると、なかなかいいですね。
五言詩や七言詩の一部を書くことも多いよう。
真ん中に、王維の詩の一部が見えます。
「鳥鳴澗」 王維
人閑桂花落 人閑(しずか)にして桂花落ち
夜靜春山空 夜静かにして春山空(むな)し
月出驚山鳥 月出でて山鳥を驚かし
時鳴春澗中 時に春澗(しゅんかん)の中に鳴く
その手前の「挙頭紅日近 回首白雲低」は対句になっていていいフレーズだなと思うのですが、調べてみても元詩が見つからず。
「回首白雲低」という表現はあるのですが、対句でのものは見つからないんですよね。
どなたかご存じでしたら教えてください。
書道のお手本、見てみたいですね。