
気がつけば今年も残りわずかになってきました。
師でもないのに、この時期はついついそわそわしますね。
仕事がひと山超え、今年のうちに文学フリマ東京に行った時のことをメモっておこうと。

文学フリマを見に行くのは1年半ぶり。
前回は東京流通センターだったけれど、今度は東京ビッグサイト!
規模が大きくなってる‼

チケット(1000円)購入後、入り口までぐるっと回りましたが、すでに人の波。

入場後に、カタログやエコバック?をもらい。

もらったプログラムで、文学フリマがビッグサイトにたどりついたこれまでの流れを読み。なるほど~と。

にしても!
やはりビッグサイトの会場は広かったし、とにかく人人人!
熱気が増してるなあと!
そして、出展も来場者も年齢の幅が広がっている気がしました。
学生さんもいるし高齢者の方まで、みんな売り手も書い手も楽しそう。
なかなか日常で「私が書いた本です!」って知らない人同士が交流することってないですよね。
本が売れないといわれる時代に、この書きたい・読みたいエネルギーはすごいなあと。
が、あまりの人の波で、とても全部をゆっくりは回れず…。
というか、探しているブースにたどり着けるか不安になっていたころ…
あ!

Xで情報チェックしていたブースに、無事たどりつきました。
文学フリマで、俳句や短歌関連の書籍ブースはけっこう見かけるのですが、漢詩関連はレアだなあと。
神保町にある東方書店の同人エリアで購入した『推し漢詩』の鳥蛙舎さんがブースを出展されていることで楽しみにうかがいました。
持参した↓に著者の午睡先生にサインをいただき、ほくほく。

現代の私たちの生活で感じたことを、漢語(古典の詩語)を使って、さらにパズルのような平仄をクリアして、かつ婉曲(寂しくても寂、悲とかは使わない)に表現しつつ、心に響く漢詩にするなんてかなり無理ゲーだと常日頃思っていますが、午睡先生が生徒と一緒に漢詩を作っていく対話を追っていくと、詩語と向き合いながら漢詩で表現する世界が広がっていきます。
ツインテールや、ゴースト退治だって、詩語で表現できるという扉を開けてくれる先生。
ほめてのばしてくれるのもうれしいですね。
(漢詩って自分で詠むのも大変だけど、添削指導をするのはさらに至難の業だと思うので)
『推し漢詩。』の続編がもうすぐ出るそうなので、楽しみにしています。
そして漢詩ブースで初めて見た書籍↓を購入

橋本佐内ってうっすら名前を聞いたことがあるような…くらいでしたが、帰ってきてからまずネットでチェック。
福井藩士
著書に15歳の時に志を記した『啓発録』がある。
安政の大獄で25歳で死罪となった
短い生涯ながら、400以上の漢詩を残しているのだそう。
そして厳しい顔の肖像画ですが、花の漢詩をたくさん詠んでいるんですね。
石菖蒲の花や鶏頭の花の詩もあって、興味深いなあと。
ほかのブースでも、うれしい出会いや発見がいろいろ。
著作を拝読しやnoteでもフォローしている台湾の李琴峰先生ご本人が!
(文学フリマにいらしてると知らなかったので、2度見!してから、ブースで新書を購入し、サインをいただきました)

そして、今回の文学フリマ東京39で、買って一番良かった!と思った本はこれ↓

葉山をテーマに本をつくりました、とおっしゃっていて、とてもきれいな装丁の本だったので、購入。
葉山に縁があって、これが初めてつくった本とのこと。
『ふゆの はやまで まってる』しらいあやの著
帰途で読み始めたら、止まらなくなり!一気読み。
引き込まれる文章で、景色も目に浮かぶし、小説としても面白かった!です
そして挿絵もクオリティが高く、こうした同人に出会えるのが文学フリマのうれしいところだなあと。
別な場所をテーマにまた本を作る準備をされてるとのことだったので、こちらも次回作が楽しみ!

ほかにも、自分で古代史を研究しているという方にも出会い。
『張学良が仕掛けた四つの罠』橋田恵子著

書き手の熱量を直に感じられるのも文学フリマならではだと。
そして本当にいろんなジャンルの書き手がいるなあと痛感。
会場の様子はこんな感じでした↓



次回は2025年5月11日とのこと。